お茶処お菓子処松江の1874年創業老舗和菓子の彩雲堂さん2階お茶室で、育英幼稚園つき組さん(年長)のお友達がお茶室体験をしました。

彩雲堂

いつもは幼稚園の保育室で赤い毛氈を敷き、毎月1回お茶の稽古をしています。春からお床の拝見、季節のお花の香りを聞いたり、立ち方や座り方、お茶を点てたりして作法を学んでいます。お茶室に入ると緊張気味の子ども達。「喫茶去」の掛け軸に出会いました。挨拶をすると、お茶やお菓子のお運びをする人、いただく人を交代で体験しました。茶道講師の裏千家名誉師範である田平宗青先生と彩雲堂様のご厚意で実現しているこの貴重な体験。今年度は保護者の皆様にもその姿を披露することができました。

まずは茶道のご挨拶。「どうぞお召し上がりください」「ちょうだいいたします」

茶道3

茶道4

 

彩雲堂の職人の方が特別に子どもサイズに作ってくださった薯蕷饅頭をいただきます。「おいしい!!」

茶道1

茶道 2

 

次にお抹茶をいただきます。まずは感謝して。お茶碗を自分の方へ回す…細かな作法を学んでいます。お抹茶をいただくときは、すすって。ごくごく飲まないようにします。

抹茶

 

お茶室体験の感想を発表しました。「いつもよりお茶がおいしかったです」(特別な味に感じたんだね) 「お茶がずーずーといって恥ずかしかったけど、楽しかったです」(いつも保育室でお茶をすすることをお稽古でしているよね。お茶室だと恥ずかしいと感じたんだね)

茶道発表2

茶道発表

 

(左から)田平宗青先生・彩雲堂山口いずみ様・目次宗輝先生・原田京美先生

茶道の先生

 

おまけ・・・

お茶会の舞台裏。お運び役のお友達は裏でスタンバイ。茶道の座り方で待ちます。

茶道舞台裏 

 

保育室にない「敷居」に苦戦。敷居は踏んではいけません。お茶室を出る時は左足から。

入る時は右から。お茶もこぼさないように大切に茶碗を運んで。同時にたくさんのことをして、作法を学んでいます。

茶道 敷居