幼稚園の畑で、子どもピーマン・オクラ・なすを育てています。大きくなると、収穫して給食室に「美味しくしてください」と持ってきます。毎日少しずつ収穫した子どもピーマンを給食室で保管していて30個たまったのでみんなで種取をしました。縦に切ったピーマンをお皿にのせて部屋に持って行くと、「今日のおやつはピーマンなの・・・」と少し困った顔で尋ねてきた子どもたち。今日は、うさぎさんにお手伝いしてもらうんだよと言うと「ヤッター」と笑顔になる子どもたちでした。ピーマンの種取りの説明をした後に、その日の朝に収穫したなすも子どもたちの前で切り、断面を見ました。

「わ~長い剣みたい」・「皮は紫で中は白っぽいし、少し黄色いんだね」・「給食に出てくる胡瓜の形に似てる」・「さつま芋も、皮は紫で中は白っぽいから同じだね」などとたくさんの発見がありました。

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「種は冷たいよ」・「硬い種や軟らかいたねがあるよ」

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種をボールに入れると「パラパラ~と良い音するよ」

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ピーマンの種取が終わった後に、うさぎ組さんが手伝ってくれたからすぐに終わり助かったよと伝えると、「良かった、助かって」と言ってくれたうさぎ組さんでした。

次の日の給食に、なすとピーマンの入ったトマトソースの鶏肉を「うさぎさんのピーマンだ!!」と美味しそうに食べていました。

食材に触れた後、子どもたちの率直な声がたくさん聞こえてきました。それぞれに感じることが違い面白いなと思いました。これからもたくさんの食材に触れていき、食を通じて表現力と想像力を養い、心豊かに育って欲しいです。