?BOXでお出汁のクイズをしたよ!~つき組~
2024年12月09日
11月24日(日)は、「いいにほんしょく」の語呂合わせで“和食の日”でした。
園でも和食に使用される昆布・かつおぶし・煮干しでお出汁をとっています。
当園では煮干しからお出汁をとっています。子ども達はそんなお味噌汁が大好きです。
そこでお出汁についてもっと知って欲しいと思い、つき組さんとお出汁の食育を楽しく行いました。
まず、昆布・かつおぶし・煮干しが何から出来ているのか、給食のどのメニューに使われているのか、そしてどうしてお出汁を使うのか、給食の先生からお話を聞きましたよ。
お味噌汁に使っている煮干しがいわしというお魚だということや、昆布が海からとれる海藻だということも知りました。
「なんでお出汁を使うのかな?」の問いに「おいしいから!健康になるから!」と答えてくれました。
今度は、みんなで昆布・かつおぶし・煮干しの感触や匂いを確かめてみることにしましたよ。
昆布は「変な匂い・おなかがすく匂い」「カリッとしてる」。
かつおぶしは「いい匂い・懐かしい匂い」「見たことある!たこ焼き・お好み焼きにのってる」「やわらかい」。
煮干しは「いい匂い・魚の匂い・お汁の匂い」「かたい」。
共通して上がったのは「食べたことがある匂い」でした。
自分の感じたことを、どんどん手を挙げて話すことが出来ましたよ。
次は?BOXの登場です!昆布・かつおぶし・煮干しを煮だしたお汁の匂いだけで、どのお出汁か当てます。
すぐに分かった子どもや首をかしげて少し悩む子どももいましたが、グループみんなで話し合って答えを発表です。
相談する姿がとても楽しそうでしたよ。
4グループみんなが当てることが出来ました。よく匂いを観察していたからですね。
みんなで3つのお出汁の匂いを確かめてから、大好きなお味噌汁に使っている煮干しのお出汁と、お味噌を溶かしただけの出汁なしお味噌汁を飲んでみました。
煮干し汁は、「おいしい」「おいしくない」に分かれましたが、出汁なしお味噌汁には「おいしい!おかわりしたい!」と子ども達も少しびっくりです。
お味噌だけのおいしさも分かるようになり、子ども達の味覚が育っていると感じました。
「お味噌だけでもおいしいけど、お出汁には“うまみ“という“おいしさのもと”になるものが入っているから、さらにお味噌汁がおいしくなるんだよ」とお話しました。
給食の時間に、いつものお出汁で作ったお味噌汁を食べた子ども達は「やっぱりだしが入っているのがおいしい!」と言って、おかわりをしていましたよ。
いつも食べているお出汁についてもっと知ることが出来、つき組さんみんなで楽しい食の体験になったね。