冒険の丘の入り口に、大きな葉っぱが土から出ています。何が埋まっているのかな?

きりんのつき組さんに、冒険をしに行ってもらいましたよ!

 

土から大根の頭が出ているのを見ると、「わぁ大根だ~!」「葉っぱが大きいね!」「早く抜きたーい」となかなか出来ない体験にわくわくしている子ども達。

「“おおきなかぶ”みたいだね!」と言いながら、「うんとこしょどっこいしょ」とお友達と

力を合わせて引っこ抜いていきました。いつもの野菜がどうやって収穫されるのかと、“お友達と協力してたくさん抜くことが出来た”という達成感で、子ども達は満面の笑顔でしたよ。

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翌日の給食のお味噌汁に、大根を入れて提供しました。葉っぱもたくさん入っていましたが、さっと湯がいてアクを取っていたので「大根あまーい」「汁おかわりしたよー」と食べ易かったようです。大根をクラスに見せに行くと、おおきな大根と葉っぱに子ども達は大喜び!こいぬ組さんとぱんだ組さんでは、この大根から食育の輪が広がりましたよ。

 

【こいぬ組】

 「大根大きいねー」と採れたての大根を子ども達に見せると、「葉っぱおっきい!」「こわーい」と言ってびっくり顔。この様子を見ていた担任の先生は、「やさいさん」という絵本を子ども達に読んであげました。土から見えている葉っぱの「やさいさん」はだあれ?とページをめくると、“すっぽーん”と野菜が出てくる楽しい仕掛けの絵本です。子ども達は、絵本に大根が出てくると指をさしていたそうですよ。実際に見た大根を覚えていたのですね。

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 もう一度給食の時間に絵本と大根を見せてあげると、じぃ~と両方を見比べていましたよ。いつも食べている野菜が、慣れ親しんでいる絵本に出てくることで、より野菜を身近に感じることが出来たこいぬ組さんです。

【ぱんだ組】

 お味噌汁をたくさんおかわりしていたぱんだ組さん。大根を見せていると「大根どうやったらお汁に入るの?切るところ見てみたい!」という子どもの好奇心!さっそく翌日子ども達の前で、葉っぱを切り離してピーラーで皮をむき、まるや半月・いちょう切りにして

みせてあげました。白い大根に「きれいだね~」という子もいて、とっても真剣に見ていた子ども達。野菜の形の変化は楽しいらしく、ピーラーで長くむいた皮に「わぁすごーい!おもしろい」と興味を持っていましたよ。

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野菜に触れる体験から絵本や子どもの好奇心へと繋がり、食育の輪は広がりました。

特別な行事ではなくても、日常の中で子どもが楽しめる食育体験を少しずつ取り入れていけたらいいですね。